こんにちは、まるみです。
うちの息子は今年(1年生)の9月から某進学塾に通うようになりまして、11月3日に全国統一小学生テスト(四谷大塚主催)を初めて受験しました。
通っている塾の方針で、半ば強制参加。
まるみ
中学受験を検討中ということもあり、「無料だしいいねー」ということで受けてみました。
そして、やーっと結果が返却されたので、こちらで晒してみます。
初めて「全国統一小学生テスト」を受けてみるけど、実際はどんな感じなの?何か対策しとくべき?という方の参考にしていただければと思います!
対策勉強方法やおすすめ問題集、息子のこれまでの結果はこちら↓

目次
全国統一小学生テスト 一年生の息子の成績表
こちらが、今回受けて返却されてきた「全国統一小学生テスト」の成績表。
身バレ防止でモザイク処理したんですが、わけわかんないことになってますね汗
結果は…
1年生の受験者数14,150人中(2017年11月3日)、約7,100位!
まるみ
いやはや、ど真ん中の順位をとってくる息子に拍手。
偏差値50.0という実に見事でキレイな数字です。
全国の平均点
2017年11月3日に行われた、「全国統一小学生テスト」の全国の平均点がこちら。
ちなみに、150点満点です。(1年生の6月に行われるテストは100点満点)
- 算数…98.0点
- 国語…72.6点
- 2教科合計…170点
ほーう。
息子は算数が平均点より10点ほど下、国語が平均点より10点ほど上という結果。
合わせてトントン、2教科の合計点が平均点にとてつもなく近いという結果になりました。
問題別の成績一覧もチェックできる
順位だけでなく、問題別に自分の得意・不得意の内容も把握できるようになっています。
青い線は難しい(正解率の低い)問題で正解した問題、赤い線は易しい(正解率の高い)問題で間違えた問題です。
青い線の説明を息子にしたところ、「ふふふふふ…」と得意げでしたが、赤い線についても説明したら、
ソウタ
と落ち込んでいました。
テスト慣れしていないと、この苦手・得意の内容の判断がしにくい部分もありますが、ある程度の目安として今後の学習内容で使えそうです。
首都圏ってやっぱりすごい!
全国統一小学生テストでは、全国での順位だけでなく都道府県別や男女別の順位も成績表にのってきます。
私が住んでいる地方都市は小学校受験がほとんどなく、中学受験が少しずつスタンダードになってきているような土地です。
そのため、今回の全国統一小学生テストでは、1年生が全国で14,150人も受験していますが、わが県では2桁の人数…。
このうち首都圏の受験生が6,401人だったそうで、これだけで全体の半数近くの人数です。
まるみ
しかも、平均偏差値が地方は40台が多いのに比べて、首都圏は50台がずらり。
公立小学校が普通のこちらとは違い、意識の高い親子があつまる私立小学校が多いのも、この差を広げているのかもしれませんね。
学年が上がるにつれて中学受験を希望する子も増えてくるので、どんどん人数も増えていくことになります。
1万人超えで「すごー!」って思ってちゃだめですね、私。
これから全国統一小学生テストを1年生で受ける方に
今回、初めて1年生で全国統一小学生テストを受けた息子。
次回は2回目となり、親の私もこれからの対策に目途がつくようになりました。
まだ1回しか受験していない我が家ですが、これから初めて受けようかなという方に向けたアドバイスを、我が家の失敗例を交えながらご紹介していきます。
1年生はテスト慣れをまず優先
今回は、学校以外のテストが初めての経験だったので、その場の空気感やテストの流れを体感することを優先にしていました。
9月から塾に入った息子は、塾の授業の進め方、宿題のやり方、問題の質に慣れてきたのが10月頃。
そのころに「全国統一小学生テストを受験してくださいね~」と塾から案内が来て、あれよあれよという間に本番になってしまいました。
そのため、息子本人には、「テストは諦めないで最後まで頑張って解く、先生の指示はよく聞いてね。」という2点だけ伝えました。
まずは学校以外の場所でのテストに慣れる。
そして、点数の底上げは2年生の6月に向けてやればいい、ということで親子で確認をしておきました。
テスト慣れしている、試験内容の対策方法のみ知りたいという方は、こちらの記事にまとめてありますので、参考にしてみてくださいね。

過去問を解いておいた方がいい5つの理由
問題がとけるかどうかの前に、1年生(低学年)で初めて受ける場合は、かなり戸惑う点がいくつかあります。
当日になって親子でびっくりしてしまわないように、前もって「過去問」を解いておくのがオススメです。
独特の問題に慣れるため
全国統一小学生テストの過去問は、一般的に出回っていないようです。
そのため、通っている塾や受験会場に指定されている塾で過去問を前もってもらっておきましょう。
息子の塾では、テストの2週間前に過去問を実施し、過去3回分の過去問を受け取ることができました。
四谷大塚の公式サイトでも、全国統一小学生テストの過去問がチラッと解けますが、あれはまやかしですw
前半はまだなんとか学校の勉強を理解していれば解けますが、後半は中学受験に向けた独特の問題が並んでいます。
しょせん1年生なので式や解法は単純なのですが、文章の言い回しが難しく、語彙の少ない子供は「問われている意味が分からない」ということが起こりやすいです。
時間制限に慣れるため
これは非常に苦労しました。
1年生の全国統一小学生テストでは、6月は15分、11月は30分の時間制限があります。
息子は時計や読めるものの、時間感覚がゼロ!!
全国統一小学生テストを初めて受ける子、特に低学年の場合は、問題量を多く感じてしまい、あっという間に時間が過ぎたりすることも多々あるようです。
「集中して問題を解くとあっという間に30分経つ」
という感覚を知ってもらうため、そしてある程度スピード勝負な面があるということを体験してもらうためにも、過去問を時間制限ありで練習する必要があると感じました。
問題用紙・解答用紙が別のテスト形式に慣れる
全国統一小学生テストでは、問題用紙と解答用紙が別々です。
学校のテストや、市販の問題集では問題の下に解答欄があるのが普通ですが、全国統一小学生テストでは別。
テスト終了後、解答用紙だけが回収されるいわゆる「受験スタイル」なので、この形式に慣れておく必要があります。
これが息子が一番とまどった点ですね。
息子の塾で前もって対策授業をしたのも、子供たちの戸惑いを解消するためだったようです。
問題用紙を見ながら解答用紙にずれないように記入していかなければなりませんが、(3年生からはマークシート形式)下でお話しする「問題を飛ばしたとき」にもズレがないようにしなければいけないのも、低学年では要注意です。
問題を飛ばすことを覚えるため
先ほどもお話ししたように、低学年のうちは特に問題量が多く感じたり、「問題の意味が分からない」ということも多々あります。
この時、分からない問題は飛ばすということを、低学年のうちは知りません。難しい問題に悩んで悩んで時間切れ…はよくあります。
過去問を練習しつつ、分からなかったら飛ばす…というのも、一年生のうちは練習しておいた方がよさそうです。
ソウタ
自己採点用に答えをメモする癖をつける
解答用紙は回収されるため、問題と「解答と解説」の冊子のみを持ち帰ることになります。
自己採点をするわけですが、この時解答用紙にメモをとることが出来ないお子さんが意外と多いです。
問題用紙に書き込むことに必死ですからね。
息子には、「問題用紙は君のもの。メモをとったり、計算したり自由に使っていいの。選んだ答えに〇をつけたり、書いた答えをメモしてきてね。」と言い、過去問を使った練習でも練習させました。
時間がもったいないように感じますが、学年が上がるごとにこれは必須なので、慣れてもらったほうがいいですね。
自己採点と違いすぎる…おそらく原因は「字」
最後に、注意点と言いますか…
まるみ
子供の字が汚いと自覚しているお父さん、お母さん、字の練習をさせてください!!!
実は、テスト当日に息子ソウタが問題用紙にメモをしてきた内容を見ながら自己採点していたわけなんですが。
国語は問題全体の80%ほど、算数は70%ほど正解していたんです。
ですが、戻ってきた成績表は55%ほどの正解率…。この誤差…。
うすうす気が付いていたんですが、字が汚すぎると不正解なんですよ!!!
多分、ソウタは急ぐあまりに、普段から字が汚いのに拍車がかかり、さらに劣悪な字へと変化していたものと思われます。
全国統一小学生テストでは1~2年生が記述形式、3年生以上はマークシート形式です。
つまり、判読不可能の場合は容赦なくバツだと思った方がいいです。
親って、子供の書くなぞの文字も読めたりするんですよね…。
「汚いなぁ」と思いつつも、面倒で放置してしまっていた私にも問題がありますね。
息子に「多分さ、字の汚さでめっちゃ点数とられてるよ…」と言ったら、
ソウタ
そうだよ、そのくらいすごく汚いよ…涙
「うちの子、ちょっと字が下手だなぁ」という方は、キレイにスピーディに字をかけるようになる練習も必要かと。
最低限、どんな人が採点者でも〇がもらえる字を書けるようにしておきましょう!
全国統一小学生テストを受けてからの息子
特に対策をしっかるとる時間もないまま、初めて受けた全国統一小学生テスト。
息子も私もバタバタしてしまいましたが、とてもいい経験になったことは間違いありません。
テストの結果が息子自身が思っていたよりも悪かったので、「落ち込むかな?」と少々心配していた私。
ところが、成績表を眺めていた息子が「お母さんさ、あのテストみたいな問題がいっぱい載っている問題集を買ってくれる?」と言ってきたんですよね。
全国統一小学生テストのキャッチコピー「そのテストは、ボクの中の何かを変えた」って、本当だったのかも。
ということで、いつもの家庭学習や問題集への取り組みを再度検討することになりました。
それについては、また別記事にまとめていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
対策勉強方法やおすすめ問題集、息子のこれまでの結果はこちら↓
