不登校になった息子②スクールカウンセラーとの初面談に行ってきた

息子が不登校になった②スクールカウンセラーとの初面談

こんにちは、まるみです。

前回、息子が不登校になったことをこのブログでご報告しましたが、それ以降もほとんど学校には行けていません。「学校に行ってみる!」と元気に登校できても、せいぜい2時間目まで…といった調子です。

そんな中、先日スクールカウンセラーの先生と面談が出来たので、今回はそのことについてお話ししていこうと思います。

まるみ

スクールカウンセラーがいるのは知っているけど、どんな時に会いに行けばいいのか…と悩んでいるママの参考にしてもらえると思います!

小児科医のすすめでスクールカウンセラーと面談

読書 子育て 本

スクールカウンセラーについての知識がゼロだった私

「学校に行きたいのに、気持ち悪くなってしまって行けない」こんな訴えをしてきた息子ソウタ。

赤ちゃんの頃から見てもらっていた小児科の先生に診てもらったところ、「すぐにスクールカウンセラーさんと面談するように」と言われました。

 

スクールカウンセラーという言葉は耳にしたことはあっても、お世話になることはないかな~なんて学校からのお便りもスルーしていたんですよね。

今回の息子の不登校がきっかけで実際その制度を利用させてもらう立場になったので、スクールカウンセラーさんに会うまでの間に少し勉強をしておくことにしました。

 

文部科学省はスクールカウンセラーの資格要件を以下のように定めています。

  1. 財団法人日本臨床心理士資格認定協会(内閣府が認可)の認定に係る臨床心理士
  2. 精神科医
  3. 心理学系の大学教授、助教授、講師(非常勤を除く)
  4. スクールカウンセラーに準ずるもの(心理臨床業務または児童生徒を対象とした相談業務について一定の経験を有するもの)を配置することも可能

実際のところは、臨床心理士がスクールカウンセリングを行っているのが実情のようです。

臨床心理士と聞いてもピンと来ないという方もいるかもしれませんね。内閣府が認可している財団法人日本臨床心理士資格認定協会のホームページには以下のように書かれています。

臨床心理士は、心の問題に取り組む“心理専門職”の証となる資格です。

「臨床心理士」とは、臨床心理学にもとづく知識や技術を用いて、人間の“こころ”の問題にアプローチする“心の専門家”です。

(中略)

実際には、臨床心理士の資格所有者が、たとえば文部科学省の実施する全国公立中学校や小学校に1996年以降よりスクールカウンセラーとして任用(派遣)され、活躍している(5,000名)のは、その代表例といえましょう。

 

ソウタが3歳児検診で引っかかったときに臨床心理士さんにお世話になっていたので、勝手に信頼を寄せていました(笑)

とはいっても、スクールカウンセラーさんは、学校に来れなくなった子供を治療することはありません。本人が希望する学校との関わり方を聞いて、学校側へ心理職としての立場から助言をしてくれます。

 

地域によってはスクールカウンセラー不足の問題も

小児科の先生が裏話として「臨床心理士は資格を取るのがとても難しいのに、給料が少ないんだよね。だから成り手がいなくて、スクールカウンセラーは不足しているんだ。」と教えてくれました。

地域によってはスクールカウンセラーの人員不足で、1人のカウンセラーさんが何校も掛け持ちしていることも多々あるようです。息子の通う小学校も常駐するカウンセラーがいるわけではなく、周辺の中学校・小学校を掛け持ちしています。

そのため、なかなか予約がとれないこともザラなのだとか。

 

我が家の場合は、すぐに学校に連絡したあと先生がすぐに対応してくれて、「空き枠がありました!」と連絡をもらえました。ある意味ラッキーだったと思います。

 

まるみ

小児科の先生に報告したところ、そこまで早く面談できるとは思わなかったと驚かれました。ありがたい!

 

スクールカウンセリングについての本を探してみましたが、カウンセリングを活用したい教育関係者(学校や教員)向けの書籍がほとんどで、保護者の知りたい情報が載っているものがなかなか見つけられませんでした。

やっと見つけられたこちらの本は、初めてカウンセリングを利用する保護者にも分かりやすく簡潔に説明しているのでオススメです。↓

 

 

スクールカウンセラーに会うことを息子に伝える

スクールカウンセラーさんとの面談は保護者だけでも、親子で3者面談でもOKだそうです。息子の通う小学校では保護者対象がメインだったようですが、小児科の先生に「本人が嫌がっていないようであれば、一緒にカウンセリングしてもらえばいいよ」と言われたので息子もつれていくことに。

 

まるみ

ソウタの頭の中や、心の中を見てくれる先生が学校に来るんだって。一緒に行ってみる?
え!なにそれ魔法!?

ソウタ

まるみ

いやいや…そうじゃなくて(汗)

どうして学校行けなくなったのか、ソウタ自身も分からないんだよね。その理由を見つけてくれるかもしれない先生なんだって!

すごいね!ぼく、その先生に会ってみたい!学校に行けるようになりたい!

ソウタ

 

スクールカウンセラーと面談をしてみて

ママラク スクールカウンセラー

私が知らなかった息子がもつ「不安感」

スクールカウンセラーについて一通り予習はしておいたものの、やはり面談当日はちょっぴり緊張していました。

ポジティブだけが取り柄の私ですが、さすがにメンタルがやられ気味だったので…(笑)「キツイこと言われたらどうしよう~」と思っていたんですが、もちろんそこはプロの臨床心理士さん!そんな心配をする必要はまったくゼロでした。

 

私とだけでなく、息子の緊張を上手にほぐしながら、彼の心に引っかかっている「なにか」を探してくれました。その中で、私が気が付けなかった息子のもつ「不安感」がでてきました。

 

  • クラスメイトが先生に注意されている姿を見るのが怖い
  • 自分も同じように注意されないように、失敗しないようにするのが大変
  • 夜寝るときに怖い夢を見るかもしれないと不安になる
  • ママが僕を嫌いになるんじゃないかと不安になる

 

まるみ

夜眠るのが怖いって、初めて聞いたんだけど!

 

私はこれまで「心配症」「ネガティブ」な息子をどうポジティブにしていくかということに心を砕いてきたんですが、スクールカウンセラーの先生から見ると違うように見えたようです。

また、このような息子の気持ちがさらに具体的に知ることができました。

 

  • 学校のルールを守れないお友達を見ると気持ちが悪くなってくる
  • 「静かにしなさい」と言われているのが分かっても、話を止められない時がある
  • 図工や体育、生活など自由度の高い授業が苦手

 

これらのことから、スクールカウンセラーの先生からは、

  • 自閉症スペクトラム
  • お口の多動
  • 強迫性障害

この3つが疑われるという話でした。

スクールカウンセラーの先生は臨床心理士の資格はありますが、その場ではもちろん診断はできません。ですが、「その可能性が高そうです」という話をしてもらいました。

自閉症スペクトラムはアスペルガー症候群、自閉症という発達障害の名称でしたが、ここ最近はこの呼び名へ変更されたそうです。

 

小児科の先生からも、アスペルガー(自閉症スペクトラム)の話を聞いていましたし、これまで私自身も息子がそうでないのかなと疑っていたので、「やっぱりか」という感じでした。

ただ、強迫性障害については寝耳に水というか…。これが本当なのであれば、発達障害の二次障害が出ているということになります。(発達障害が原因で他の障害を引き起こしている)

 

彼のもつ「心配症」や「ネガティブ」な感情を、「どうしてそんなにネガティブなの!?」とたびたび責めてしまっていた私。

まるみ

本当に息子に悪いことをしてしまった…とやっと気づくことが出来ました。

 

病院での診察まで、強迫性障害と自閉症スペクトラムについて勉強しておいてくださいね~ということで、今回のカウンセリングは終了しました。

 

学校・カウンセラー・親の連携がスタート

学習机 黒板 教育イメージ

スクールカウンセラーの先生との面談が終了するときに、「学校側にはどう伝えましょうか?」と言われました。もちろん、答えはOK。

三歳児検診でひかかってしまった時も、「彼(ソウタ)が必要以上に怒られることがないように」ということで、幼稚園側へ臨床心理士さんから伝えてもらっていた経験があります。

 

学校や幼稚園の先生は「みんなを同じように行動させること」がお仕事のひとつでもあるので、そこでこだわったり、戸惑ったりしてしまう息子のような子どもが「指示を聞けない子ども」として叱られてしまうケースもたびたびあるのだとか。

「このお子さんにはこういう配慮や言葉がけでスムーズに行動できますよ」と一言学校や幼稚園に連絡がいくだけで、対応もしてくれるので安心です。

 

その後、スクールカウンセラーとクラスの担任の先生の間で話し合いが行われ、のちに私の方へ「このように対応していきますね」と連絡が来ました。

まるみ

ほんと、対応の早いクラス担任の先生とスクールカウンセラーの先生には感謝しっぱなしです!

 

これから息子とどう向き合い、共に歩んでいくべきなのか

ママラク

児童精神科に予約の電話をするも…なんと3か月待ち!

スクールカウンセラーの先生との話合いの結果、「すぐにでも発達クリニックへの受診を」と言われ、すぐに予約を取ることに。

自宅からはやや離れているものの、息子と相性が良さそう、しっかり検査をしてくれるからという理由で、とある児童精神科を紹介してもらいました。

 

…すると、なんと予約しても3か月待ち!!!涙

まるみ

えええええ!そんなもんなの!?

後から聞いたのですが、私たちが住んでいるところは慢性的に児童精神科医が不足しているようで、予約数か月待ちはザラなのだとか。

というわけで、この生殺し状態のまま、学年を上がることになりそうです…涙

 

「不登校も思いっきり楽しもう!」と決めた

発達クリニックを受診するまで、だいぶ時間ができてしまいました。最初は「まじか…」とやや絶望感があったものの、「せっかくたっぷり休めるし、いっぱい楽しいことしていこううよ!」ということになりました。

なにも家の中で閉じこもっている必要はなし!

家で勉強して、休み時間はダラダラして、午後からは二人で工作したり、息子が好きな美術館や博物館、図書館に出かけたり…という感じで日々を過ごしています。

 

息子が「今日、学校行けそう」という時は「いってらっしゃい」とお見送り。学校の先生も見守ってくれていて、私と息子両方にせかすような言い方をしないのでとても感謝しています。

 

まるみ

また何か環境の変化などがありましたら、このブログで報告していきます!