精神科併設のショートケアにADS・ADHD持ちの子どもが通い始めました!

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自閉症スペクトラム、ADHD、強迫性障害を持っている息子ソウタは新学年になっても絶賛不登校継続中です!

「学校に行きたい!」という気持ちと、「また学校でしんどくなったらどうしよう…」という気持ちの狭間で揺れ動いている日々。

学校に行けても、ほとんどの時間を保健室で過ごしているという状況です。

 

そんな状況が続いていることを担当医に話したところ、「うちの病院のリハビリ部門にショートケアがあるから、そこにソウタ君も来てみる?」と提案してもらえました。

そして先日、諸々の手続きを終え、晴れてショートケアデビュー!

そこで今回は小学生の精神科ショートケアについて、息子の体験談を踏まえながらお話ししていこうと思います。

まるみ

あくまでも息子ソウタの通うショートケア施設についてのお話しになります。お子さんの障害や施設によって内容が違うケースもありますので、参考程度に読んでもらえればと思います。

小児精神科のショートケア

ママラクブログ

精神科ショートケアとは

まず、精神科ショートケアって一体どんなものなのか、簡単に説明しておきたいと思います。

東北厚生局のサイトに分かりやすい解説がありましたので、そちらを引用します。

精神科ショート・ケアは、精神疾患を有するものの地域への復帰を支援するため、社会生活機能の回復を目的として個々の患者に応じたプログラムに従ってグループごとに治療するものであり、実施される内容の種類に関わらず、その実施時間は患者1人あたり1日につき3時間を標準とする。

引用:東北厚生局(PDF)

精神科医師やショートケア専門の看護師、作業療法士(OT)、臨床心理士、言語聴覚士(ST)がスタッフとして参加しています。

フリースクールなどとは違い、精神医療の専門家たちが一緒に活動してくれることになります。

 

まるみ

ちなみに、ショートケア以外に昼間に6時間実施するデイケア、夕方以降に4時間実施するナイトケア、1日10時間実施するデイナイトケアなどの種類があります。

 

どんな子どもがショートケアに参加するのか

ショートケアは平日の昼間にあるので、必然的に息子のように学校へ行っていない子が参加しています。

家に閉じこもりがちだったり、生活のリズムが崩れていたり、友達付き合いがうまくできなかったり、家でも居場所がないと感じていたり…と、様々な問題を抱えている子が参加しています。

まるみ

完全に不登校な子以外に、週4日は学校でショートケアは週1回リフレッシュにくる子、不調が出てきた時だけくる子…と様々な利用者がいます。

 

我が家の息子はショートケアに参加中

ソウタの通っている小児精神科にはリハビリ施設が併設されていて、そこでショートケアに参加しています。

小学生・中学生・高校生・成人(大学生含む)の4枠があり、デイケアはなく3時間のショートケアのみになっています。

小学生は週3~4日ほど、午前(9時~12時)もしくは午後(14時~17時)のプログラムが用意されています。小学生向けの精神科ショートケアはこの大体この時間帯に行われることが多いようですね。

 

小学生のショートケアではどんなことをするの?

小学生 子ども 子供

学習や調理実習、野外活動も!

ショートケアでは施設についたらまずは体温を測ったり、血圧を計測したりと健康チェックがあります。さすが医療機関と思いましたね。

その後、準備体操をして、活動に入ります。

その活動が、親の私から見てもなんだか楽しそうなんですよ!ちょっと例を挙げてみますね。

  • 室内運動(トランポリン、リズム体操、バドミントンなど)
  • 室内ゲーム(トランプ、ジェンガ、UNO、人生ゲームなど)
  • 工作活動(皿の絵付け、手芸、絵画、陶芸など)
  • 生活スキル向上(洗濯、料理、掃除、マナー研修など)
  • 施設外活動(体育館を借りてのボール運動、公園散歩、お花見、博物館見学など)

 

この他にも計算プリントだったり、漢字練習もあったりするんですが、とにかく驚くほど充実!!

不登校になると、どうしても家の中にこもりがちになってしまうんですよね。親子で出かけてもどうしても出費ばかりになってしまってキツイのも正直なところです。

家では出来ない活動を、同年代の子たちとのびのびと出来るというのは嬉しいな~と感じています。

 

ショートケアの費用はどのくらいかかる?

ラクママ

ショートケアを利用するとなると、やっぱり気になるのが料金!

ショートケアは医療保険制度が利用できます

日本では子ども医療助成があるので、自治体によって違いがありますが、中学3年まで無料だったり、未就学児までは無料、小学生まで〇〇円、後日役所へ申請など、補助がされていることも多いです。

 

私が住んでいる場所は、小学生は1回の受診で数百円負担なので、ショートケアでもその金額のみです。

お住いの自治体のホームページで確認してみることをオススメします。

 

また、ショートケアでは自立支援医療制度(※)も利用できます。

対象となる場合は、ショートケア施設と相談してみて利用するのもいいですね。

 

自立支援医療制度とは

心身の障害を除去・軽減するための医療について、医療費の自己負担額を軽減する公費負担医療制度のこと。

精神通院医療、厚生医療、育成医療を受けている者が対象者となる。

詳しくは、厚生労働省「自立支援医療制度の概要」をご確認ください。

 

これ以外に、活動の材料費や野外活動の際の入場料などが別途請求されることもあります。

まるみ

息子の通うショートケアでは、医療費以外の請求はされません。ですが、上履きや調理実習用のエプロン、農作業活動用の長靴などは購入しました。

 

ショートケアは学校復帰へのステップ!学校と対立する存在ではない

ママラク

息子が不登校傾向になってから、ショートケアを提案されたわけですが、担当医は「このショートケアは学校と対立するものではない」ということを繰り返し話していました。

実は私が住んでいる場所には、不登校の子ども向けのフリースクールがいくつかあります。

私も色々と調べて、最終的にはお世話になろうかな…と思ったこともありましたが、結局は「う~ん…フリースクールも微妙だな」という結論に達しました。

 

それらのフリースクールは学校(教育委員会)側と対立している立場で、「親が子供を学校に行かせていない」と学校にとらえられているのに反発している印象なんですね。(もちろん、そうでないフリースクールもありますが)

学校が子供を守ってくれないとなれば、当然私も学校になんか子供を行かせませんが、現状息子の通う学校はとてもよくしてくれていて、こちらが恐縮するほどの配慮をしてくれています。

 

息子本人も不登校ではあるものの、「学校に復帰したい」「みんなと楽しく過ごしたい」という思いが強いのも私自身感じています。

息子の学校へ復帰したいという気持ちを優先できるようにと、ショートケアに参加することに決めました。

 

ショートケアに通いつつ、自信を取り戻して学校に元気に戻ってくれたらいいな…と、母は思っています。

まるみ

ショートケアに通って息子に変化が出てきましたら、またブログでお話ししていきます!