こんにちは、まるみです。
毎年6月と11月に全国で一斉に行われる四谷大塚主催の全国統一小学生テスト。
試験日が近くなってくるとCMも多くなってきますよね。
さて、今年も11月3日の試験まで1ヵ月を切りました!
みなさんのお子さんは対策勉強は順調ですか?(我が家は…汗)
昨年は全国で150,950人(四谷大塚発表)もの小学生が挑戦したそうですが、この人数のなかでいかに点数をとっていくか…と、頭を悩ませている親御さんも多いのではないでしょうか。
そこで今回は11月に実施される全国統一小学生テスト対策2019年版!として、出題範囲や傾向、対策勉強の方法についてお話ししていこうと思います。
※ここではすでに四谷大塚の全国統一小学生テストに申し込み済みの方を対象にお話ししています。申し込みは四谷大塚のホームページからできます。
まるみ
全国統一小学生テストの出題範囲

画像:四谷大塚
全国統一小学生テスト(11月実施分)の出題範囲と教科
これは6月実施の全国統一小学生テストでも同じなのですが、その学年のその時点までの学習内容となります。
四谷大塚のホームページでは、「各学年2学期までの教科書の内容+応用力を試す問題」となっています。
これで「じゃあ、今の学年の1学期・2学期分を復習しておけばいいのね!」となりがちですが、そこが落とし穴になりやすいので要注意。
例えば、小学4年生であれば、小学1年生~小学3年生+4年生の1学期・2学期分まで…が出題範囲ということ。
平均点以上を出したいのであれば、これまでの学習内容に抜けがないということが重要なポイントになるのです。
各学年ごとの試験範囲
では、実際どこまでが試験範囲(2学期分)となるのか、具体的にみてみましょう。
前学年・各教科…となると大量になってしまうので、ここでは教育出版の単元配当表を参考に小学4年生~小学6年生の算数のみをまとめています。
他の学年、他の教科について知りたい方は、お子さんの教科書や、下記のリンクから教育出版さんのサイトで単元配当表を参考にしてみてください。
参考 教育出版教育出版公式サイト
4年生の算数(2学期の学習内容)
- がい数を使った計算(和・差・積・商の見積もり、切り上げ・切り捨ての意味と方法)
- 角(分度器、角の大きさなどの単位、直角=90° など)
- 少数の足し算、引き算
- 垂直、並行と四角形(垂直・並行の意味や性質、台形・平行四辺形・ひし形の意味や性質 など)
- そろばん
5年生の算数(2学期の学習内容)
- 分数の足し算・引き算(約分・通分のしかた、異分母分数の加法・減法)
- 平均
- 単位量当たりの大きさ(人口密度の意味と求め方)
- わり算と分数(整数の除法の商を分数で表す、分数と少数の加法・減法 など)
- 三角形や四角形の角(三角形の内角の和、四角形の内角の和 など)
- 表や式を用いた考察
- 割合(意味と求め方、百分率・歩合の意味と表し方 など)
- 帯グラフと円グラフ
- 分数と整数のかけ算・わり算
6年生の算数(2学期の学習内容)
- 円の面積(求め方、面積の公式 など)
- 比例と反比例(比例・反比例の意味、式、グラフ)
- 角柱と円柱の体積(体積の求め方、体積の公式)
- 比(意味と表し方、比の相当関係、比例配分 など)
- 拡大図と縮図(意味、性質、作図、縮尺の表し方 など)
- 場合の数(順列、組み合わせ など)
まるみ
全国統一小学生テスト(11月実施)の傾向と対策
模試ならではの「単元が混ざった問題」が偏差値の分かれ目
小学校でのテストは、当然ですが単元ごとその都度行われています。
これは「今回習った単元がしっかり理解できているか」を確認するためです。
ですが、学校のテストで満点を毎回取ってくる子供が、全国統一小学生テストでは平均点以下を取ることはザラにあります。
これは、「現在」の単元は解けるけれど、「過去」に習った単元を頭の中で自由自在に取り出せないことが原因です。
そのため、全国統一小学生テストや学力テストで思うような点数が取れないんですね。
とはいえ、それほど心配することではありません。
これは学校とはタイプの違う問題を解く練習をするだけで、あっという間に取り戻せます。
まるみ
全国統一小学生テスト対策の鉄板「これまでの抜けをなくす」
全国統一小学生テストの前半部分は基礎問題が多く、配点も大きいのが特徴です。
つまり、この前半の基礎問題を落としてしまうと、大きく点数や偏差値が下がってしまうことに。
このブログを読んでくださっている親御さんは、熱心にお子さんの勉強を見てこられている方だと思います。
ですから、お子さんの「苦手・得意」の単元をそれぞれ把握していますよね。
小学校に入学してからこれまでの学習範囲の中で「ここは苦手そうだな」という部分を徹底的に洗い出しましょう。
通塾あり・なし・学年別 対策にオススメの勉強法&問題集

左からスーパーエリート、最レベ、トップクラス
通塾していないお子さん(1~3年生)
試験当日までとにかく時間がない!という方は、現学年の1学期・2学期分は最低でも完璧に解けるように繰り返し学習しましょう。
塾に通っておらず、手持ちに十分な応用問題が載っている問題集がないという方には、Z会から出版されているグレードアップ問題集がオススメです。
各学年とも国語(漢字・言葉、読解)、算数(計算・図形、文章題)・理科・社会があります。
時間がない場合は、親御さんが苦手な単元をピックアップして基礎問題を解きなおし、苦手・得意の単元ともにハイレベル問題に最終的に進めるようにしていきます。
そして、この学年からハイレベルな問題を抵抗なく解けるようにしたい場合は、普段の学習でZ会の通信教育を受講するのがオススメです。
Z会 小学生向け講座には、スタンダードコース、ハイレベルコース、中学受験コース(3年生~)と3種類あります。
私のオススメはハイレベルコース(基礎問題+応用問題)。
ここからスタートすることで、この先の中学受験や進学塾に進むことになっても対応する力を養うことができます。
(我が家もそのパターンで四谷大塚の提携塾にムリなく入塾できました。)
通塾しているお子さん(1~3年生)
塾に通っている方は、後半の難問にも進めるように対策をとりましょう。
おすすめはトップクラス問題集と最レベ問題集です。(ただしトップクラス問題集は国・算の1~4年生まで、最レベ問題集は国・算1~3年生まで)
通塾しているお子さん・通塾していないお子さん(3年生~6年生)
多くの進学塾では3年生の秋頃から中学受験対策コースが開講し始めます。
それに入るのもいいですが、塾との併用や自宅のみで中学受験の学習をするお子さんにも対応できる内容を全国統一小学生テスト対策としても活用できます。
この学年であれば、Z会の通信教育「中学受験コース」もしくは「小学生コース(ハイレベル)」がオススメ。
難関私立中学に合わせた問題や、中高一貫校対策も可能です。
まるみ
塾通いしていない子は「学校レベルの問題」から脱却を
学校とは違うタイプの問題に触れる機会を多くする
塾に通っている子供は、学校の授業内容とはタイプの違う問題に多く触れています。
そのため、全国統一小学生テストや学力テストでも抵抗なく問題が解けるのです。
ですが、塾に通っていない子供は学校で繰り返し同じタイプの問題にばかり触れるので、どうしても応用力や適応力がつきにくくなってしまいます。
かといって、「すぐに塾に入った方がいいのか!?」というと、それもまた違います。
学校レベルを学ぶいわゆる学習塾と、学校レベルからさらに上を学ぶ進学塾とでさらにタイプが違うんですね。(その中でも色々ありますが…)
この進学塾は学年が上がるごとに料金も高くなりますし、「中学受験はまだ考えていないけど、のちのちのために学力アップしておきたい」という親御さんにはなかなかハードルが高く感じるかもしれません。
進学塾に入る前にZ会の通信講座をオススメしたい
我が家の息子は現在四谷大塚の提携塾に入って、中学受験コースのハイレベルクラスに入っていますが、親から見ていても勉強スピードと量がハードです。
毎週「なにこの宿題の量!」と親の私の方が驚いています。
でも、本人はいたって普通にこなしているんですよね。
我が家の場合、息子をいきなり進学塾へはいれず、Z会の通信教育のみで自宅学習をさせてきました。
まるみ
息子は学校の内容+さらに上の難問が含まれる「ハイレベルコース」を受講していたんですが、そのおかげで塾に入っても四谷大塚の教材を抵抗なく解けるレベルにまでなりました。
現在は、難問揃いで有名な「トップクラス問題集」や「最レベ問題集」などを塾と併用していますが、小学3年生になったらZ会の中学受験コースに切り替える予定でいます。
問題の質も高いので、興味がある親御さんはまずは資料請求をしてみるのがオススメです。
まるみ
我が家の全国統一小学生テスト対策&結果まとめ
全国統一小学生テストの対策方法や、オススメ問題集、そして息子ソウタの結果についてはこちらの記事でまとめています。
