こんにちは、まるみです。
毎年、春と秋に年2回開催される四谷大塚主催の「全国統一小学生テスト」。
全国150,950人(2017年11月3日実施)もの小学生が挑戦する大規模な民間テストなわけですが、「せっかく受験するんだからしっかり対策を取りたい!」「少しでも高い点数を取らせてやりたい!」と思うのが親心というもの。
我が家も今年2年生になった息子が受験するわけですが、1年生11月にチャレンジした全国統一小学生テストの反省点を含めつつ、対策を練ってきました。
ここでは、2018年版の全国統一小学生テスト対策として、出題範囲や傾向、テスト対策学習についてまとめています。
まるみ
対策勉強方法やおすすめ問題集、息子のこれまでの結果はこちら↓

目次
四谷大塚主催 全国統一小学生テストの出題範囲
全国統一小学生テスト(6月実施)の出題範囲
全国統一小学生テストの出題範囲は、その学年のその時点での学習内容までとなります。
つまり、小学3年生であれば小学3年生の1学期までのテスト範囲というわけですね。ここで注意すべきが、それまでの学年の内容もテスト範囲に含まれてくるということ。
小学3年生であれば、小学1年生+2年生+3年生(1学期分)までが出題範囲となります。
まるみ
お子さんの学年はどこまでが範囲?
では、具体的に1学期中(4月~7月)にまで習う学習範囲を見ていきましょう。各教科をまとめるとかなりの量になってしまうので、ここでは教育出版の単元配当表を基に、1~3年生の算数のみをまとめています。
他の学年、教科ごとの1学期内容を知りたい方は、下記の教育出版のサイトから単元配当表を見るととても分かりやすいです。
参考 教育出版もしくは、お子さんの持っている教科書を見て内容を把握しておきましょう。
1年生
- 数字の数え方、読み方、書き方
- 数字の大小
- 順序数と集合数
- 時計の読み方(何時、何時半)
- 足し算の意味(増加・合併)と式表示
- 和が10以下の足し算
- 引き算の意味(求残)と式表示
2年生
- 表とグラフ(数量の分類整理、グラフの読み取り)
- 2位数+2位数の足し算(繰り上がりなし・ありの両方)
- 加法の交換法則、結合法則
- ( )を用いた式表示
- 2位数ー1・2位数の引き算(繰り下がりなし・ありの両方)
- 加法と減法の相互関係と答えの確かめ
- 長さの意味と測定
- 長さの単位「㎝」「㎜」と単位の関係
- 直線の意味と書き方
- 1000までの数の数え方、読み方、書き方
- 3位数の構成と位取りの仕組み
- 数の大小、系列、相対的な大きさ
- 何十、何百、何百何十の足し算
- 2位数+1・2位数=3位数の計算
- 3位数+1・2位数で百の位への繰り上がりのない計算
- 3位数(199以下)ー1・2位数=1・2位数の計算
- 3位数ー1・2位数で百の位からの繰り下がりのない計算
- 図形を組み合わせた形作り
3年生
- まほうじん(縦、横、ななめの3つの数を足した合計が同じ数になるようにつくる)
- 0の乗法(かけ算)
- 乗法と積の関係
- 乗法のきまり(交換、分配、結合法則)
- 何十、何百×1位数の計算
- 3口の数の乗法
- 3位数、4位数の加法、減法
- 加法と減法の暗算
- 計算の工夫
- 時刻や時間を計算で求める
- 時間の単位「秒」と単位の関係
- 除法(割り算)の意味(包括除、等分除)と式表示
- 除数と商が1位数の除法
- 0や1の除法
- 倍を求める計算
- 除数が1位数で商が2位数の簡単な除法
- 道のりと距離の意味
- 長さの単位「㎞」と単位の関係
- 棒グラフの読み方、書き方
- 簡単な二次元表の読み方、書き方
- あまりのある除法
- あまりのある除法の答えの確かめ
- 除法のあまりの処理
…書いていて、かなり疲れました(笑)
全国統一小学生テストの1回目は6月に行われるので、1学期分がすべてが出るというわけではありませんが、上記の内容の2/3までは学習内容がしっかり身に着いているようにしましょう。
全国統一小学生テストの傾向と対策
学年を超えた問題が出されることも
何をもって「学年を超えた問題なのか」ということもありますが、その時点までの学習内容が十分であってもテスト内容が「なんじゃこら!習ってないし!」ということもままあります。
もちろん、小学2年生の全国統一小学生テストで小学6年生の問題が出るということではないのですが、幅広い知識や高い思考力が求められる内容がテスト後半の問題では多くなります。
これまでの基礎学習がしっかり身についていて、なおかつそれらの知識をフル活用して問題を解けるようになっている必要があります。
そのためにも適切な問題集を効率的に活用していきましょう。
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とにかく前半の問題をしっかり取りに行く
全国統一小学生テストでは、問題の後半に行くにしたがい難易度が上がっていきます。そのため前半は正答率が高くなり、そのため配点も多くなるので確実に点数を取りに行きましょう。
前半の設問で凡ミスをしてしまうと、けっこう点数的にイタイことになります。
ですが、あまり前半は時間をかけてしまうのもNG。後半の問題は読解力が必要になりますし、解くのにも時間が取られます。
そのため、テスト前半の設問ではスピードと正確さが必須。自宅で時間を計りながら、「早く正確に」問題を解くという練習も重ねておきましょう。
初チャレンジの人は塾の「対策授業」に参加する
これは関東圏などの方限定となってしまいますが、四谷大塚や早稲田アカデミーで全国統一小学生テストに申し込んだ方対象の無料授業に参加するのもオススメです。
ここでは対策問題が配布されるので、初チャレンジの人はもちろん、塾に通っていないけど対策問題が欲しいという方にもメリットがあります。
この対策無料授業はテストの申し込み時に同時に申し込むことが出来るのですが、定員があるので早めに申し込みをするようにしておきましょう。
そのためにも、4月末から申し込み開始になるので、即申し込み書を提出するのがいいですね。
全国統一小学生テスト対策におすすめの問題集4選
最後に、我が家が普段の家庭学習に取り入れている問題集をご紹介します。
全国統一小学生テストを主催している四谷大塚の問題集「はなまるリトル」。
通塾はせずに家庭学習のみ、本格的な中学受験勉強は始めていないという方向けの難易度。
はなまるリトルよりやや難易度が高くなるのが「スーパーエリート問題集」。こちらは算数のみの教材になります。
テスト後半の難易度高めの問題も解けるようになりたいという方は、「最レベ問題集」がおすすめ。
難易度は数ある問題集のなかでもトップクラスです。基礎問題から発展問題へとムリなく解き進めることができます。
最レベ問題集と同レベルの問題集が「トップクラス」。最レベ問題集かこちらのトップクラス問題集どちらか1冊のみでも問題ありません。
我が家は、「はなまるリトル」は塾の授業中と宿題で使用しています。(四谷大塚提携塾に通っているため)自宅では「スーパーエリート問題集」⇒「トップクラス問題集」⇒「最レベ問題集」と、単元ごとに進めています。
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