こんにちは、まるみです。
ここ最近、目にする機会が多くなった「ミニマリスト」という言葉。
ミニマリストは必要最小限の生活アイテムだけで暮らす人々のことを指しますが、今この生活スタイルを実践している人が多くなってきているんですよね。
まるみ
このブログでも公言しているように、私は「ラクをしたい」を念頭に生きている人間です。
そんな私から見ると、「ミニマリスト=ストイックな人間」というイメージだったんですよね。
でも、実際はじめてみると、ラクをしたい人こそミニマリスト生活をするべきだったんだ!と気が付きました。そして「もっと早くミニマリストを知っていれば、ラクが出来たのに…」とも(笑)
そこで今回は、ミニマリスト生活がラクをしたい人間にどんなメリットをもたらしてくれるのか、お話していこうと思います。
目次
ミニマリストとは?ズボラ人間でもできるの?
最小限の生活アイテムだけで暮らす
ミニマリストは元々、最小限度の要求を掲げる社会主義者を指す言葉でした。
それが現代において、持ち物を必要最低限まで減らして暮らす人々を指す言葉として使われています。
大量生産、大量消費が当たり前になった現代社会で、「あえて」モノを最小限まで減らして暮らすライフスタイルとして支持を得ています。
ミニマリストは2010年ごろに海外で生まれ、その後日本でも広まりました。
有名人ではApple創設者の一人スティーブ・ジョブズや、Facebookの創設者マークザッカーバーグもミニマリスト。
彼らが毎日同じ服装なのは有名な話ですよね。
生活の中で余計な選択の時間、労力を最大限省くことで、そのパワーを仕事など他の大切なモノへ向けるのです。
ミニマリストの最終目的は「自分に大切なモノを知ること」
ミニマリストは、「モノを減らす」ことが目的ではなく、それは過程にすぎません。
ミニマリストを実践することで、自分にとって本当に大切なモノを知り、より豊かに生きていくことが最終目的です。
まるみ
現代に生きる私たちは知らず知らずのうちにモノや情報に埋もれて生きています。
たくさん買い物をしても心が満たされなかったり、自分の好きな(と思っている)モノに囲まれているはずなのに、自分や家族、他人に不満を感じている…。
こんなこと、あなたにもありませんか?
それをクリアにしていこうというのが、ミニマリスト生活なのです。
私がミニマリスト主婦を始めた理由
私がミニマリスト生活をスタートしたきっかけは、漫画家わたなべぽんさんの「やめてみた」というコミックエッセイです。
ぽんさんのコミックエッセイは、「スリム美人の生活習慣を真似したら1年間で30キロ痩せました」の頃から読んでいて、私のようにダラけた性格(失礼)のぽんさんが、そんな性格でも続けられる方法を模索していく内容なので共感できる面が多々あります。
「やめてみた」はミニマリストの話ではありませんが、家の中のモノや人間関係での心のモヤモヤを「やめてみる」ことで、自分にとって本当に大切なモノを見つめ直す内容になっています。
最初は私もぽんさんに影響されて、やめてみることをスタートしたわけですが、どんどん気持ちよくなってきて(笑)、「これって、私が避けていたミニマリストに通じるものがあるんじゃない?」と考えたのです。
そこから、あらゆるミニマリストに関する書籍を読みあさり、それを実践するうちに、私なりのミニマリスト生活を作り上げることができました。
冒頭でもお話ししたように、私がミニマリスト生活をスタートしてから3ヶ月が経とうとしています。
家族がいますし、成長盛りの子供もいますから、それほどストイックにはしていません。
それでも、必要最低限のモノだけで暮らすようになってから、様々な好影響が現れ始めています。
ミニマリスト主婦になって気がついた5つのメリット
3ヶ月間のミニマリスト生活を振り返ってみると、様々なメリットが私にも家族にもありました。
ここでは、ミニマリスト主婦になることのメリットについてご紹介していきます。
①選択肢が少ないことがとにかくラク
ミニマリスト生活で、主婦がメリットを大きく感じるのはキッチンとクローゼット。
キッチンでは、なぜか3つもあったお玉を一つにしたり、いつか使うかも…と残しておいたジャム瓶を処分したり。
お皿やコップもここ1年使っていないものは全て捨て去りました。
また、クローゼットで大半を占めていた私の服を大量に処分。
ワンシーズンあたりトップス5枚×ボトムス3枚のスタメンのみ手元に残しました。
バッグも10個以上持っていましたが、Dakotaのハーバルショルダーバッグ×色違い2個のみに。
料理中も朝の身支度の時間でも、選択肢が絞られているのでサッと目的のモノを手に取れます。
これが本当に気持ちいいんですよ。
料理にかかる手間も、身支度にかかる時間も大幅に短縮できるので、子供の世話や自分のための時間を確保しやすく、バタバタしてしまう…ということがなくなりました。
②「我慢」せずに節約が出来る
ミニマリスト生活を目指して1週間目くらいに、モノが少なくクリーンな状態の我が家が快適すぎて、「この心地よさを手放したくない」と強く感じるようになってきました。
すると、不思議とモノを購入するのに慎重になってきたんです。
- 本当に我が家に「今」必要なモノなのか
- 同じ用途のモノが家にあるのではないか
- 家にあるもので代用できないか
- もし購入するなら、他のモノをひとつ捨てられるか
以前の私ならこんなことも考えずに「これ欲しかったんだよねー!」と、思考力ゼロでカゴに入れていました。
「節約しよう」と我慢をして購入をしないのではなく、快適な生活を維持するために「必要ないな」と判断して購入しないのとでは、メンタル的にも全く別物です。
まるみ
③毎朝の掃除が習慣化できた
モノがなくなると同時に、収納ボックスも減っていきます。
棚やクローゼットの中も、3割程度の空間が空くようにキープしています。(ギッチギチに詰めてしまうと、取り出したり片付けが面倒くさいから)
それと同時に、床にはモノを置かず、床についているのはソファーや机の脚のみという状況に。
すると、掃除がめちゃくちゃ快適なんですよ。これまで掃除にかかっていた時間の半分。
朝はするする~っとクイックルワイパーで髪の毛、ペット(猫)の毛、ほこりなどをとって、あとはブラーバさん(水拭きロボット掃除機)に水拭きをお願いするだけです。
ミニマリスト生活を始める前は、ごちゃごちゃしている家を毎日掃除するなんて「どこの僧侶ですか」なんて思っていた私ですが、こんな私でも毎朝の習慣になってしまいました。
それだけ、掃除が簡単なんです。
ブラーバに労力のほとんどをお願いしているわけですが、床にモノがないのでブラーバも完璧に床を磨き上げてくれます。
ソウタ
なんて、息子に言われるくらいです(笑)
④自宅が常にキレイだから、休日も家で過ごすように
ミニマム化することで、お茶をしに来たママ友たちにも「モデルルームになったの!?」と、冗談で言われるほど変化しました。
家の掃除や家事が面倒、あれもこれも本当は片付けなきゃいけないけど…と思いながら過ごす自宅は、正直言って居心地よくありません。
そのせいか、休みのたびに外出ばかりになっていたんですよね。当然、お金も使います。
ミニマリスト生活でモノが減る⇒掃除がラクになる⇒習慣化できていつもキレイ!
という好循環が生まれ、居心地が良くなって「今日はおうちで過ごそうか」となるように。
まだ子供が小学3年生なので、外遊びに行くときもありますが、断然おうち時間が増え、家族でボードゲームを楽しむ…なんて今までの我が家ではなかったことが起きています。
⑤自分と家族の「大切なモノ」が見えてきた
私はミニマリスト生活を夫や息子に強制をしませんでした。
自分のコスメや服、バッグ、テリトリーであるキッチンやリビングをミニマム化していくうちに、夫や息子自身もその心地よさに気づいてくれて、自分たちの不要なモノを捨ててくれるようになっていきました。
キレイに整った流し台や食器棚、洗面台、バスルーム…それを自分でごちゃごちゃにしたくなかったようです(笑)
家族3人がそれぞれ「必要最低限のモノ」を取捨選択することで、それぞれが大切なモノを見つめなおすきっかけになりました。
ミニマリストに関する書籍には、「1in1out(1つ手に入れたら1つ捨てる)」という言葉がよく出てきます。ミニマム化した状態が維持できる法則です。
夫の場合は服や本、息子は漫画本やゲームでそれを実践してくれています。
ラクをしたい主婦はミニマリスト生活がオススメ!
最初は、「ストイックな人間しかミニマリストになんてなれない」と思い込んでいた私ですが、今では「ラクをしたい私のような人間こそミニマリスト生活をするべきだったんだ!」と気が付きました。
毎朝の身支度がラクになり、食事作りもラクになり、掃除もメイクもどんどんラクになっていく…。
本当に魔法のような体験ですが、これは実際にやってみた私が感じたことです。
テレビなし、冷蔵庫なし、ベッドもテーブルもなし…という完璧なミニマリストは目指さなくても、自分にちょうどいいミニマリスト生活が見つけるのがオススメです。
ぜひあなたも、ラクをしたいならミニマリスト主婦を始めてみてくださいね。