こんにちは、まるみです。
小学2年生の息子ソウタが、半年前ほどから爪噛みを始めてしまいまして…。
まるみ
ソウタ
と、まぁ中々気がつかなかったズボラの私なんですが、母として少々責任を感じております。
「噛まないでね~」
「お~い、お口の中に指はいっているよ~」
なんて、少しずつ指摘していたんですが、なかなか爪噛みのクセが治らない。深爪がどんどん進行している…!
というわけで、少し強硬手段にでることにしました。そう、爪噛みをやめさせるための、にがーいマニキュア!その名も「マヴァラ バイターストップN」。
これがかなり強烈でしっかり効いてくれたので、このブログで紹介しておこうと思います。
まるみ
目次
息子の爪噛み対策で購入したバイターストップN
マヴァラ バイターストップN
息子の爪噛みをやめさせたいということで、苦いマニキュア商品を色々と調べてみました。値段や口コミなどモロモロを検討した結果、選んだのがこの「マヴァラ バイターストップ(トップコート)」。
マヴァラバイターストップはスイスのマヴァラ社というところの商品で、日本で売られているものは輸入品になります。基本的にはネイルのトップコートで、そこに安息香酸デナトニウムという苦み成分が入っています。

推奨使用年齢は4歳から
この安息香酸デナトニウム、ちょっとネットで調べたところ世界一苦い物質として知られているんだとか。かなりの苦みを持っているものの、人体には安全な物質なので、シャンプーやSDカードなどの誤飲防止用としても使われているのだそう。
あーシャンプーって間違って口の中に入ると苦いもんなぁ…。
というわけで、それほど食べ物とか化粧品類の成分にこだわりがない私でも、「じゃあ、息子が舐めても安心だな!」ということで購入決定。
↓バイターストップNよりも値段がやや高くなりますが、日本製の爪噛み防止用マニキュアもあります。
塗るとすぐ乾くから子供に塗りやすい

さっそく息子の爪にヌリヌリ…
届いてすぐに息子の爪に塗ってみたんですが、かなりの速乾性。息子は2年生でまだ我慢できますが、もう少し小さい子は「乾くまでじっとしてて~」なんて難しいですからね。

塗って数分後には乾いてくれる
塗って2~3分ほどで乾くので、子どもがめんどくさがる前に追われるのがありがたい!
学校でもOK!数日置きに塗り直しが必要
トップコートなので、少しツヤツヤの爪になりますが、透明なので目立ちません。学校や幼稚園、保育園がある日でもつけていけます。
口コミを色々みていると、「1週間はもつ」という人もいるようですが、息子の場合は2~3日おきに塗る方がよかったですね。個人差もあるでしょうし、手の使い方、洗い方でも差がでるかと思います。
でも、そのくらいの頻度ならストレスにならないのでオッケー!
息子バイターストップを舐めて、その苦さに震える

マニキュア特有の香りがあるもののすぐ無臭に
苦さが一瞬で終わらない
実際に息子の爪にぬりぬり。
ソウタ
まるみ
と放置。様子を見ていると、最初は「えー?全然にがくないよ?」と言っていたので、「げ、全然効かないのかよ!」と焦ったんですが、その後時差で苦みが来たようです(笑)
ソウタ
まるみ
その日から爪噛みを止めた息子
バイターストップの苦みが強烈だったようで、その後1日中、口の中で苦みが続いていました。まぁ、息子がベロベロ自分の爪を舐めていたのが悪かったんですが。
まるみ
私も自分の爪に塗ってちょっぴり舐めてみたんですが、本気でニガイ。大人も子供も使えるものなだけあって、相当の苦みです。
しかも、一瞬で苦みが消えるわけではなく、ほんのちょっぴり舐めただけなんですが、数十分間は苦みが口の中で持続します。その日は息子も私も口の中の苦みを消すのに必死で、歯磨きしたり、牛乳飲んだりして大変でした(笑)
※ちなみに、キャラメルを舐めたら苦みがだいぶおさまったので、苦みで辛そうだったら試してみるのがオススメです。
苦さが強烈だったおかげで、息子はその日から爪噛みをストップ。その後も無意識に指を口の中に入れてしまうことがありましたが、その苦みで思い出して「うげ!」と自分から手を取り出すように。
なかなか順調です!
とにかく爪噛みをやめさせたい時にはかなりオススメ
わが子の爪噛み…原因はなに?
その強烈な苦みから、息子の爪噛みをやめさせてくれたバイターストップ。洗治療な面もありますが、とにかくいったん爪噛みをやめさせたいという親御さんにはかなりオススメ。
でも、心のどこかで「根本的な解決になっているのかな~」と感じていた私。爪噛みには理由があるのかも!ということでちょっと調べてみました。
咬爪症の原因には精神的なストレスが関係していると考えられています。爪を噛んだり指をしゃぶったりする行為には精神状態を安定させる効果も指摘されています。
したがって咬爪症は過度なストレスを発散させ、蓄積を防ぐ役割があるともいえます。その一方で誰しも精神的なストレスを受けることによって爪を噛む行為が現れるわけではありません。
まだまだ咬爪症は謎が多い存在といえるでしょう。
引用:一二三堂薬局
老舗の漢方薬局さんのサイトに、このように爪噛み(咬爪症)について書いてありました。この咬爪症はチック症や抜毛症とも併せて現れることがあるとも書いてあり、「なるほど!」と合点したんですよね。
息子が爪を噛み始めた時期は、ちょうど彼自身の発達障害で、学校生活での行き詰まりを感じるようになった時期とかぶります。学校生活へのストレスで、チック症が目立ち始めたのもこの時期です。
まるみ
と、爪噛みを怒って注意しているだけで、原因まで考えようとしていなかったので、大反省してしまいました。
精神的なケアと並行してバイターストップを使おう
とにかくいったんバイターストップで爪噛みをおさえつつ、「なぜ、うちの子は爪を噛んでしまうんだろう?」と、その原因に親がしっかり向き合わなければいけないと感じました。
先ほどの引用文にもあるように、ストレスが必ずしも原因ではないこともあります。ただ手持ちぶさたで、暇だから手が口に行ってしまう子もいるでしょう。
でも、「その裏に何かないかな?」と親が子供の心の中を探ってみる必要はあります。爪噛みが始まった時期や様子を思い出すことで、何か思い当たることも出てくるかもしれません。
まるみ