初めての発達クリニック|自閉症スペクトラム×ADHD×強迫性障害と判明

ASD 自閉症スペクトラム ブログ

こんにちは、まるみです。

学校への行きずらさから、1年生終盤で不登校になってしまった息子ソウタ。完全なる不登校期間は約1カ月間ほどでしたが、その間スクールカウンセラーとの面談や、プレイセラピーの開始など、息子本人、そして私も環境・状況が目まぐるしく変化していきました。

 

不登校後、早退したり、欠席したり…とバラバラの日々を送っていましたが、1年生の3月後半は、毎日元気に学校に行けるようになったソウタ。ですが、やはり親としてはすっきりしない部分もありました。

 

まるみ

今は元気になってくれたけど、またこの状況(不登校)になるのでは?

 

そんな不安感がある中、やっと発達クリニックの診療日がやってきました。不登校になってから、スクールカウンセラーの先生に勧められた発達クリニックを予約。なんと3か月待ち!という事実に絶望感を感じましたが、やっとこの日が来てくれた…と。

 

息子が抱えているハンディキャップや、辛く感じている部分を少しでも早く救ってあげたかったので、「どんな結果がでるんだろう…」という不安感よりも、「これでやっと前に進める!」という希望が大きかったですね。

 

そんな経緯で行くことになった発達クリニック。今回は初めての発達クリニックでの診察の様子や、診断について、今回はお話ししていこうと思います。

 

MEMO
息子の不登校の状況については、こちらの記事「不登校になった息子」でお話ししています。

 

発達クリニックでの検査の流れ

ママラク スクールカウンセラー

初診日は大量の問診票書きでヘトヘトに…

初めての発達クリニックへの受診。予約電話のときに、「ホームページにある問診票を印刷して書いてきてくださいね~」と言われたのでそれを持参。

その問診票、6枚もあったんですよ!妊娠中の状況から、出生後の発達経過、普段の生活の様子…と本当に事細かに書かなければいけません。もう、この段階で母はヘトヘトです…。

 

後半は、「あれ?と思ったエピソードを具体的に3例」など、頭を抱えながら書かなければいけない難問(?)も。パパにも協力してもらいながら、母子手帳を見ながら、6枚頑張って埋めていきました。

 

まるみ

母子手帳の発達の様子についてのページ、しっかり書いていた私グッジョブ!

 

6枚も書いたから、当日は楽チンなんだろうな~と思ったら、発達クリニックの受付で3枚の問診票が追加…涙

すごく細かい字で、普段の行動の様子を「よくある」「たびたびある」「ほとんどない」「まったくない」のような4段階評価を回答していきます。今思うと、この時が一番大変だった気がします(笑)

 

自閉症スペクトラム・ADHDの可能性あり

ADHD 発達障害 ブログ

 

問診票でヘトヘトになりながらも、いよいよ発達クリニックの先生との対面です。

温かみのある木の床だったり、先生と向かい合う机があったりと、小児科とは違う医療器具のない診察室。そのおかげで、息子も私もリラックスしながら受診することができました。

 

合計9枚になった問診票を読みながら、息子と会話をしていく先生。ある程度の時間が経過してから、看護師さんが息子を部屋の外に連れ出してくれました。

 

その後は、私と先生でのお話し。そこで、「自閉症スペクトラム(ASDADHDの可能性がありますね。」とのお話しが。

1歳半検診・3歳児検診で引っかかった時から「いつかこういう日が来るだろう」とは覚悟していたものの、やっぱりお医者さんから言われると、やはり何とも言えない気持ちになりましたね。

 

まるみ

思わず目に涙が浮かんできてしまったのですが、泣いてしまっては息子に会った時に心配させてしまう…と思い、必死にこらえました。

 

その後は自閉症スペクトラムとADHDについて簡単な説明を聞き、これからの流れを確認しました。そして、発達の凹凸をしっかり確認するために、知能検査を受けることに。

「息子さんの得意・不得意が分かれば、適切なフォローができるようになりますよ」

 

この言葉にハッとしましたね。

そうだった、ただ息子の障害名を私は聞きに来たわけじゃない。息子がラクになれるサポート方法が知りたくて来たんだった!と。

 

「ぜひ、知能検査をお願いします」ということで、2週間後に検査を受けることになりました。その時の様子や、検査結果については、別の記事でお話ししていますので参考にしてみてくださいね。。

ママラク 発達の凹凸を知るために、息子が知能検査(WISC-Ⅳ)を受けました IQ 知能検査 WISC-Ⅳ結果 発達障害 息子の知能検査(WISC-Ⅳ)結果を公開!発達凹凸がやっぱりあった

 

発達障害の二次障害「強迫性障害」が出ていた

強迫性障害 ブログ

何度もする確認行為…その疑問が解決した

自閉症スペクトラム、ADHDの疑いがあるということに加えて、先生から「強迫性障害(OCD」の話がありました。これ、スクールカウンセラーの先生にも「もしかして」と指摘されていたものです。

 

強迫性障害とは

強迫性障害では、自分でもつまらないことだとわかっていても、そのことが頭から離れない、わかっていながら何度も同じ確認をくりかえしてしまうことで、日常生活にも影響が出てきます。

意志に反して頭に浮かんでしまって払いのけられない考えを強迫観念、ある行為をしないでいられないことを強迫行為といいます。

強迫性障害は不安障害の一種です。世界保健機関(World Health Organization:WHO)の報告では、生活上の機能障害をひきおこす10大疾患のひとつにあげられています。

引用:強迫性障害(厚生労働省)

 

これが、発達障害の二次障害として強迫性障害が出ているとのこと。ちなみに、発達クリニックの先生によると、この年齢で強迫性障害が出ている場合、自閉症スペクトラムの可能性が非常に高いとも言えるそうです。

 

学習机 黒板 教育イメージ

 

息子の場合、強迫性障害によくある「過剰な手洗い」「戸締りの確認」はないのですが、学校への忘れ物を異常に心配してしまうことが度々ありました。

学校に出発する直前になって、ランドセルの中身を何度も確認するんですね。「大丈夫だよ~」と声をかけても、「もう一回見る!」と聞かないことも度々…。

 

本人曰く、「登校途中に忘れ物がないかなって考えたら、気持ち悪くなってくる」のだとか。まいったなーと思っていたら、これは強迫性障害だろうと。

自閉症スペクトラム×ADHD×強迫性障害…トリプルじゃん…と、思わずこれからの道のりを考えたらクラクラしてしまった母でした。

 

なぜ二次障害に「強迫性障害」が起きたのか

ママラク

強迫性障害の「確認作業」は、一見して自閉症スペクトラム特有の「こだわり」とも似ているんです。私も、前からある息子のこだわり行為の一部だろうと考えていました。

ですが、問診や息子自身へのカウンセリングの結果、それは「こだわり」ではなく「強迫性障害」だったのです。では、なぜ二次障害まで出てしまったのか…その理由について、発達クリニックの先生の話をメモしてきたのでまとめてみます。

 

二次障害を引き起こす要因

  • 周囲の大人からの叱責・罵声・恐怖による支配
  • 苦手なこと(発達の凹凸)への不安感・自信喪失

 

この2つが大きいとのことです。

まず、息子がもつ基本障害の自閉症スペクトラムとADHDは、どうしても親や学校の先生を含め、周囲の大人から叱責されがちです。

この叱責や罵声、そして恐怖で自閉症スペクトラムやADHDを持つ子どもを支配しようとしてしまうことで、子どもは自信を喪失したり、抑うつ状態になってしまいます。

 

そして、苦手な面での不安感から二次障害が引き起こされることもあります。

例えば、耳からの情報を得ることが苦手な子どもであれば、それへの不安材料があることで自信を喪失してしまったり、不安を常に抱いていることがあります。これが慢性化してしまうことで、二次障害へとつながるのです。

 

この不安障害、息子は確認行為にプラスして、チック症まで出ていました。「体にも出始めているから、しっかり治療しておきましょう」ということで、初診日から強迫性障害の治療を開始することになりました。

 

まるみ

先生からは

親も人間です。感情で怒ってしまうことだってそりゃありますよ。でも、ここ(発達クリニック)に来てくれたことで、ソウタ君の苦手分野が分かります。そうしたら、お母さんも「苦手だもんな」で済むことも多くなりますから、気にしないでください」

と言われました。本当に、この言葉で救われました。

 

抗不安薬を処方されて、ひとまず帰宅

薬 ママラク

 

唯一の救いだったのが、自閉症スペクトラムとADHDのような発達障害は、将来にわたって付き合っていかなければならないものですが、強迫性障害は治療で改善するということ。

 

発達クリニックの先生からも、「ひとまずは強迫性障害の治療を始めていきましょう。自閉症スペクトラムとADHDについては、知能検査の結果も含めて今後検討していきましょう。」と言われました。

 

まずは「不安感」を解消するために、クロチアゼパムという抗不安薬を処方されました。子どもや高齢者でも飲める、抗不安薬の中で最も弱いお薬だそうです。

それを飲みながら、息子ソウタの苦手なこと、不安を感じていることを排除するようにしていくことになりました。これは自閉症スペクトラム、ADHDの息子でも過ごしやすい環境づくりを並行して行っていく必要があります。

 

「ゆっくりやっていきましょう」と先生に声をかけられて、この日は帰宅しました。

 

↓ 私も参考にした本です。分かりやすくまとめられています。

 

次回は知能検査!やっと息子の凹凸が分かる

ママラク

 

というわけで、自閉症スペクトラム×ADHD×強迫性障害と、トリプルで息子がハンデキャップを抱えていることが分かった受診初日。

「こりゃ大変だ」と思った反面、「やっと方向性が見えてきたぞ」と光が見えてきたようにも感じました。

 

次回の知能検査で、さらに息子の発達の凹凸が分かれば、もっとラクな暮らしを提供できるな~と考えながら帰宅しました。

息子本人は、

このお薬飲むと、気持ち悪くなるの治るって先生いってたね~!

ソウタ

と、抗不安薬を喜んで飲んでいました…。薬好きな息子で良かったです(笑)