発達の凹凸を知るために、息子が知能検査(WISC-Ⅳ)を受けました

ママラク

こんにちは、まるみです。

息子が1年生の冬から不登校になったことで、「何かハンデキャップを抱えているのかも」と、かかりつけの小児科医やスクールカウンセラーの先生のすすめで、発達クリニックに行くことになった息子ソウタ。

 

そこで、自閉症スペクトラムADHDを併発していること、そして二次障害として強迫性障害も抱えていることが判明しました。

赤ちゃんの頃から、「まじでしんどい!」「この子が何を考えているのか、本当に分からん!」という育児の日々。ですが、彼が自閉症スペクトラム×ADHD×強迫性障害を抱えていることが分かって、やっと息子の本当の気持ちに近づくことができたなぁと感じています。

 

そんな息子のハンデキャップですが、「もっと得意・不得意を知ることで、よりサポートしやすくなりますよ」と、発達クリニックの先生に勧められて、いわゆる知能検査(WISC-を受けてきました。

今回は、その当日の様子や検査内容などについてお話ししていこうと思います。

 

まるみ

知能検査ってどんなことをするの?」という方に参考にしていただければと思います。

 

ウェクスラー式児童用知能検査 WISC-Ⅳ

ママラク スクールカウンセラー

WISC-Ⅳを受けると分かること

子どもに発達上のハンディがある場合に、なにが得意でなにが不得意か、より詳しい特性を知る手段になります。

また、後ほどお話ししますが、検査の結果から以下の4つの指標が導き出されます。

  • 言語理解(VCI)
  • 知覚推理(PRI)
  • ワーキングメモリー(WMI)
  • 処理速度(PSI)

 

これらの指標のバランスを見て、その指標の数値に大きなバラつき=凸凹が見られれば、発達障害の可能性が考えられるということになります。

 

まるみ

数値の凹凸が、直接的に発達障害の診断になるわけではありませんが、その判断の資料として使われる…ということですね。

 

知能検査の種類

このウェクスラー式知能検査には、今回ソウタが受けたもの以外にもいくつかの種類があります。

  1. ウェクスラー式就学前幼児用検査(WPPSI)…2歳半~7歳
  2. ウェクスラー式児童用知能検査(WISC)…5歳~16歳
  3. ウェクスラー式成人用知能検査(WAIS)…16歳~89歳

 

年齢によって受ける検査が変わってきますが、指標となるものは同じになります。

WISC-Ⅲや、WISC-Ⅳなど、後ろに数字がついているものは第3版、第4版という意味です。現時点(2018年5月)では、第5版(WISC-Ⅴ)が最新のものになりますが、日本語訳された最新のものはWISC-Ⅳのようです。

 

WISC-Ⅳの検査内容

病院 小児科

 

このWISCは小児精神科などの専門機関で受けることができます。息子もかかりつけの発達クリニックで、臨床心理士のもとで検査をうけました。

検査当日は息子は別室で検査を受け、私は待合室で待機。そのため、どのような検査内容だったのかは具体的には分かりません。

 

ソウタに聞いてみても、「積み木をしたよー」くらいしか話してくれなかったので、ちょっと調べてみました。

  • 積木模様 – 子供は示されたモデルと同じパターンで赤と白の積木を集めて並べる。この作業は時間制限を設けて行われ、速さを向上させるためより難しいパズルに対する追加得点が与えられる場合もある。
  • 絵の概念 – 子供は2、3行に並べられた絵を見せられ、1行に1つずつ選んで集めるものを決めるよう求められる。
  • 行列推理 – 子供は1列に並べられた絵が示される。このうち1個の絵は伏せられていて、代わりに四角が書かれている。その抜けた部分に入る適切な絵を5つの選択肢の中から選ぶ。
  • 絵の概念(補助検査) – 子供は、一部分が欠けた一般的なあるものを描いた絵が示される。その欠けた部分を指し示すかまたは名前で示すよう求められる。
  • 引用:Wikipedia(児童向けウェクスラー式知能検査)

 

上記は、知覚推理指標の検査の内容です。息子いわく、「どんどん色んな種類のテストしたよー」と言うことなので、多種多様な問題が出てくるようです。

 

息子のWISC-Ⅳ(児童用知能検査)体験記

ママラク

当日の息子の様子

知能検査は午後から、かかりつけの発達クリニックで行われました。クリニック到着後、医師が息子の体調を簡単に確認、そして検査を担当する臨床心理士さんを紹介してもらい挨拶をしました。

 

今日は何するわけ?

ソウタ

 

と、ワクワクしているような、不安でもあるような状態の息子。先生、臨床心理士さんともに「面白いテストをしていくよー。やってみてからのお楽しみね!」と、ソウタをポジティブな考え方に持っていってくれたので助かりました。

 

息子は臨床心理士さんと別室に移動し、私は「お母さんはここで待っていてくださいね」ということで、クリニックの待合室で待機。

6090分ほどの所要時間なので、少し外出してもいいですよ」とも言われたので、クリニックのそばにあるスーパーへダッシュ。

そわそわしながら、夕飯のおかずを買い物。「あの子のことだから、頑張っちゃうんだろうな~。大好物を用意しておくか!」と、労いのおかずを買いまくりました。

 

猛スピードで買い物を終え、その後クリニックへ。ちょうど90分経過したころに、ソウタが臨床心理士さんと待合室に戻ってきました。

 

めっちゃ疲れた~~~~

ソウタ

と、ヘトヘト状態のソウタ。

 

まるみ

お疲れお疲れ~

と、頭をナデナデしていたところ、臨床心理士さんから簡単な説明を受けることになりました。

 

人の顔が認識できていなかった…!?

「詳しい検査結果は後日でてきますが…」と前置きされ、臨床心理士さんに検査で見られたソウタの特性を簡単に説明してもらいました。

  • 素早く考えて、処理していく能力が高い
  • 難しいと感じる問題でも積極的に考える
  • 細かいパーツは見えるが、全体像として認識しにくい
  • 耳からの情報を記憶しずらい

 

私としては、下2つの内容がちょっと衝撃でしたね。「細かいパーツは見えるが、全体像として認識しにくい」って、具体的にどんなことなのか…と聞くと、他人の顔を覚えにくい傾向があるそうです。

 

「口や目、鼻などパーツごとに記憶はしているのですが、それを顔全体として認識していないということです」と言われたんです。衝撃を受けたのと同時に、納得できた部分でもありました。

現在だけでなく、幼稚園時代にも度々あったのが、外出先で同級生らしき子どもに会っても「知らない」と言うこと。

相手が「ソウタくーん!」と駆け寄って話しかけてきても、

あぁ、うん…

ソウタ

と、いつも浮かない顔なんです。

 

友達と別れてから、

まるみ

今の子は同じクラスの子?

と聞いても、

わからーん!

ソウタ

と答えるのみ。

 

「あんまり他人に興味ないのかな」と軽く考えていたんですが、顔が認識しにくかったのが原因とは!また、「仲のいい子の顔は覚えられるレベルですが、度々街中で「知らない子供が親しげに話しかけてくる」というのは、ソウタ君には恐怖感があると思います。」とも言われました。

 

まるみ

それって、どう対処したらいいわけ~!!

と、また息子への課題が溜まっていく母なのでした…。

 

帰宅後からチックが多発!

というわけで、臨床心理士さんからざっと検査の解説を聞いてから、その日は終了。2週間後に検査結果を再度聞きにクリニックにくるということで、帰宅しました。

 

そこで、息子に変化が!以前から出ていた、目のまばたきチックの動きがかなり大きくなってしまったのです。4日間は大きなチックが続いていました。

後日、発達クリニックでこの事を話したら、「ソウタ君には負担が大きかったのかな。頑張っちゃうタイプだもんね」と言われました。

このようなことはほとんどないそうですが、その子の特性によってはかなりの負荷がかかるようです。

 

とはいえ、息子のがんばりのおかげで、さらに詳しい特性を検査で知ることができたわけですが。

「もうあのテストは受けなくても大丈夫だからね。」

と声をかけたところ、

 

え~!次はもっと上手くできると思うんだけど!また受けたい!

ソウタ

と抗議を受けました。

まるみ

なんでや!!

 

今回の知能検査の結果については、こちらの記事でお話ししています。

IQ 知能検査 WISC-Ⅳ結果 発達障害 息子の知能検査(WISC-Ⅳ)結果を公開!発達凹凸がやっぱりあった